市では、高齢化社会に向けた移動手段確保、観光客の二次交通充実を目的として、自動運転技術の活用に向けた取り組みを進めており、今年度は中型自動運転バスを活用した実証実験を実施いたします。
なお、本実証実験は、経済産業省・国土交通省の事業を、本市及び京阪バス株式会社が連携して実施するものです。

一般運行期間
令和2年7月12日（日曜）～令和2年9月27日（日曜）
注：令和2年7月29日（水曜）及び令和2年9月10日（木曜）は車両点検のため、一般路線バスを運行いたします

コース
往路
びわ湖大津プリンスホテル発～県立体育館～なぎさのプロムナード～ピアザ淡海～びわ湖ホール～琵琶湖ホテル～JR大津駅着

復路
JR大津駅発～JR大津駅北口～琵琶湖ホテル～びわ湖ホール～ピアザ淡海～なぎさのプロムナード～県立体育館～びわ湖大津プリンスホテル着

令和2年自動運転実証実験コース図
バスダイヤ
びわこ大津プリンスホテル→ JR大津駅（所要16分）

バスダイヤ往路
JR大津駅→びわこ大津プリンスホテル（所要16分）

バスダイヤ復路
乗車運賃
片道大人210円、小児110円
非接触型モバイル乗車券（Apple Pay、Google Pay、各種クレジットカード5種（VISA・MasterCard・JCB・American Express・Diners Club））もしくは現金でのお支払いとなります。
全国交通系ICカードはご利用になれません。
京阪バス定期券及び回数券は利用できます。
非接触型モバイル乗車券の利用方法について

自動運転車両
中型バス（定員27名、着座可能乗車人数28人ですが、新型コロナウイルス感染症対策のため、運転手背後座席は乗車不可とさせていただきます。）
先進モビリティ車両（いすゞ・ERGA mio）
注：安全のため、関係者以外は着座のみの運行となります

中型自動運転バス概要
車線維持装置：GNSS（GPS）/QZSS、磁気センサー、速度維持制御：アクセル、ブレーキ、ACC機能、信号機連携（一部）：バス停正着制御。（定員56名、着席28名）

バス装備：GNSS/QZSSアンテナ、通信アンテナ、前方LiDAR、障害物検知カメラ、信号認識カメラ、ミリ波レーダ、側方LiDAR、磁気センサー、ジャイロセンター、ステレオカメラ（未使用）、後方LiDAR
 
ハンドルやアクセル、ブレーキなどの運転操作を自動でコントロールして運転しますが、運転手が常に乗車し、運転手の操作が最優先となります。自動運転化レベルはレベル2となります。

バス運転様子
実証実験メニューとスケジュール
実証実験スケジュール
京阪電車踏切との連携（令和2年8月3日から開始予定）
踏切遮断機や電車の到着情報をバスに送信し、踏切遮断開始時の無理のない走行を支援します。

踏切連携イメージ図
信号との連携（令和2年8月24日から開始予定）　　
信号機の現在の色や、色が変わるまでの残秒数をバスに送信することで、信号の変わり目での無理のない走行を支援します。

信号連携イメージ図
磁気マーカ連携
におの浜一丁目交差点～びわ湖大津プリンスホテル入口や琵琶湖ホテルエントランスにおける道路に埋め込んだ磁気マーカと連携し、GPSを受信しにくい場所での走行を支援します。

車内見守り
運転手による乗客の見守り支援として、専用カメラによる乗客特性を判定する通知システムを設置し、車内事故防止に対する有効性を検証します。

新型コロナウイルス感染症対策
お客様に安心してご利用いただけるよう、運行事業者である京阪バスの公益社団法人日本バス協会作成の「バスにおける新型コロナウイルス感染予防対策ガイドライン」を踏まえた基準に基づき、各種対策を実施しています。詳細はリンク先ページをご覧ください。
特段の事情のない限り、マスクの着用をお願いします。
乗車口に消毒液を配備しておりますので、乗車の際はご活用ください。

その他
ご乗車いただいた方はアンケートにご協力ください。WEBでアンケートにお答えいただいた方の中から抽選で100名の方に500円のQUOカードを進呈します。アンケートについては車内で配布いたします。
乗車予約は不要です。
新型コロナウイルス感染症の感染拡大の状況等によっては、実験内容に変更が